蝉の寿命!!
こんにちは!
金沢屋開発部です!
毎日とにかく暑い!
そしてこの暑い夏と言ったら、海、川、プール!!!!!
いやいや!!!!
蝉です!!!!!!!!!!!
本日は寿命が短い、と有名な蝉についてです!
セミの寿命が短い3つの理由は?
セミはよく「地上に出てからの寿命が短い」と言われていますが、コレには一体どういう理由があるのでしょうか?
今回は3つ紹介していきたいと思います
理由①:オスとメスが出会いやすいから
セミは「ミィーーン、ミンミン!!」と人によってはうるさく感じる程鳴きますが、実は鳴いているのはオスだけなんです。発生器を持たないメスは一切鳴かないんですね!
オスは鳴くことでメスに自分の居場所を知らせているのですが、あの大音量のおかげでオスとメスが出会う確率が他の昆虫より高いと言われています!
35秒辺りからアップで鳴くセミが映っていますが、体が相当ウネッています。。
こうやって見てみると、確かに音というのは視覚や嗅覚などで異性を引き寄せるより、アピール出来る範囲が広そうなので、メスも見つけやすそうですよね縲彌r
理由②:子孫を残せれば良いから
成虫になってからの1番の目的は、子孫を残すという事です。つまり地上に出てからは、繁殖するためだけの期間と言えるワケですね。
セミに限らず他の生物でもそうですが、交尾をして種付けや産卵が終わり、子孫が残せるようになったらすぐに命尽きるという生物も少なくありません。
なので、特別に「成虫後のセミの寿命だけが短い」というワケではないんですね縲彌r
しかしセミの場合は、枯れ木や樹木の皮に産み付けられた卵から勝手に孵化(ふか)し、地下に潜り込んで長い幼虫生活に突入します。なので、親は長生きしてまで育てる必要がないんです!
上手い事出来てますね縲恊カき物ってホントにスゴい・・^^;
理由③:幼虫期と比べてしまうから
一般的に「セミ=木に止まって鳴いている成虫」というイメージが強いかと思いますが、実際はその何十倍以上の期間を幼虫期として過ごしているんです。
つまり『幼虫期と比べて成虫期が極端に短い=セミの寿命が短い』という感覚になるのかなと思いますね縲彌r
幼虫期の長さなどに関しては、後ほど詳しく取り上げています!
セミの寿命は意外と長かった!?
セミの種類によって違うのですが、一般的には7日前後と言われています。僕も学校の生物の時間で、そう習った記憶が(笑)
しかし野生のセミは、3週間から1ヶ月以上生きると言われているんですね!
まぁコレも全く天敵などに襲われなかった場合になるので、実際には全体の50%以下になるみたい・・・^^; セミはかなり天敵が多いので、過酷ですね。
というのも、セミのエサは根を張った木の樹液のみなので、そういったエサの理由もあるみたいですね・・^^;
セミの口はストローの形になっており甘い樹液を吸い出しているので、そもそも昆虫用のゼリーのようなエサは受け付けないというワケ。
僕も小さい頃ゼリーを与えた事があるんですが、全く食べなくて悲しい気持ちになりました。まぁ理由を知ったら当然ですよね(笑)
ごくまれに「トゲを取り除いたサボテンを与えたら1ヶ月近く飼育出来た」という例もあるのですが、非常に珍しいケースのでほとんどが7日以内に命尽きてしまうんです。
つまり、成虫になってから7日しか生きられないのではなく、「飼育すると7日程度しか生きられない」という話しが広がった事により、セミの寿命は7日というイメージが定着したと言えますね。
セミはかなりの長生き!
有名な話ですが、地中にいる幼虫の期間はかなり長い事でも知られています。
セミの種類によって異なるのですが、このようになります。
- アブラゼミ ⇒ 2~4年
- クマゼミ ⇒ 約5年
- ニイニイゼミ ⇒ 約4年
- ツクツクボウシ ⇒ 1~2年
- ミンミンゼミ ⇒ 6~7年
- 期間にバラつきがあるのは、完全に地中のみで生息しているので非常に観察が難しいんですよね。なので謎多き生き物と言えます。コレだけ身近な生き物なのに、不思議な感覚(笑)
次にセミ以外にも寿命が長いと言われている生物と、比較して行きたいと思います。
- カマキリ ⇒ 1年
- ミツバチ ⇒ 2ヶ月
- カブトムシ ⇒ 1年
- クワガタ ⇒ 2年
- ダンゴムシ ⇒ 3〜5年
カブトムシはもっと長生きすると思っていたのですが、意外と短命なんですね。
どの生物もセミの寿命と比べると少ないのがお分かり頂けると思います!コレでもう「セミの寿命が短い」なんて言わせませんよ。
という感じで、セミの成虫期と合わせたトータルの期間で考えると、他の昆虫と比べてもかなり寿命が長い部類に入るんです。5年以上ってもう哺乳類並の寿命ですよね^^;
「17年毎に大量発生しその周期以外は全く生まれない」という謎の多いセミですが、成虫の期間は通常のセミと同じ2縲鰀3週間程度と言われています。
幼虫期と成虫期の比率がかなり偏ってますが、コレも種を残すための1つの手段だとか。「圧倒的な数で、天敵に食べ尽くされないようにしている」という説が有力です。
しかし17年って、あまりにも長生き過ぎる・・生き物ってホントに面白いですね!
まとめ
- オスとメスが出会う確率が高いから
- 子孫を残せれば問題ないから
- 大部分を占めている幼虫期間と比べるから
- 成虫はエサなどの問題で飼育が困難なので、7日しか生きられないという説が広まった
- セミの寿命はトータル換算で他の昆虫よりもかなり寿命が長い
- アメリカに生息する17年ゼミは17年も生きる
という訳で、以外や、以外、みなさんが思ってるよりも「憶測」や「推測」や「噂」で勝手に寿命が短い、と勘違いしているだけなのです!
和室だって本来なら「紙の材質をしっかり理解して手入れをしているならば」、寿命はある程度長いのですが、大半の方がその事実を理解されている方はおりません。寿命が短くなるような和室の使い方をされていたり、部屋に適していない紙を使われていたりします。
寿命は長い、と言っても和室は水拭きできないので一定年数で交換は必須ですが
そう言ったことも、金沢屋はしっかり未経験の方でもフォローさせて頂いて、しっかり知識も身につきます!!!!
未経験でも職人になりたい方はまずは説明会に!!!!